facebookとInstagramにはアップしましたが
来年か再来年に「花」をテーマに個展をやろうと考えています。
昨年の個展で頂いたリンドウが
今年、花を咲かせました。
リンドウにとっては当たり前のことなのでしょうが
日当たりの悪いベランダで育てていたのに
一年後も花をつけるということに、その生命力に、とても驚きました。
長く花を咲かせてくれるリンドウを毎日眺めて思いました。
この一年、私は何か成長しただろうか?
それを確かめたいと思い
ブラジルでも、サンバでも無い私の表現を
新しく育ててみたいと思いました。
そう思ったら、ごく自然に
「個展やりたいな」と思うようになり
花の絵を描いていくうちに
これでポチ袋とか、レターセットとか
何か紙モノを作ってみたいなと思う様になり
パターンの作り方も分からず、ザクザクと模様を作って
Instagramにアップしたところ
私がまだイラストレーターの卵だった時から
私の絵を見ていてくれたサンバ仲間のひとりが
「壁紙とか、ファブリックにしたら良さそう」と
コメントしてくれました。
嬉しい!と思った瞬間と同時に湧き上がった
「まさか自分がそんな」という思い。
テキスタイルとか、パターンとか
その単語を聞いたことはありますが、作り方は分かりません。
ちゃんと学んだことが無い私が、作れるわけがない。。。
そう思ってさらに愕然としたのは
テキスタイルのパターンだとか以前に
私の根底には常に
美術学歴コンプレックスがあったということ!オドロキ=
私の
色使いやデッサン、イラスト全体のセンスの根底に根付く自信の無さは
この「ちゃんと習ったことがない」というコンプレックスゆえだったことに
今気づくって!
ウケる〜〜〜〜〜
セツ・モードセミナーを卒業しても
セツは自由に絵を描く校風だったので
水彩やデッサンを、教わるというところではありませんでした。
だから、いつまで経っても
自信がないままに、無いなりに、膝をブルブルさせながらやってきたんだな…
と、まさかのファブリック発言で、気づかされました。
自分で自分に制限を作って、自分で自分を苦しめていたことに。
「花」をテーマに新しく作品を生み出して行こうと思ったら
私の中の、膿出しからはじめなくてはなりませんでした。
余計なものを脱ぎ捨てて、身軽になった手と心で
新しい私を描いていきたいと思います。