2018年02月16日

リオには行けませんでした

リオに行く直前に、潰瘍性大腸炎が再発してしまいました

前回入院した時の様な腹痛は無く、下痢と出血のみだったので
「出発前には治る」「私は大丈夫」
サンバの神様がついている。奇跡は起こる。
そしてその奇跡をブログにアップしたり
帰国後、絵を描いて個展をやって、その席で話しのネタにする
そう信じて疑いませんでした

意に反して、出血は治らず
せめて下痢だけでも抑える薬を処方してもらおうと病院に行きました

処方されたのはステロイドでした
ステロイドは強い薬であるがゆえ、症状が治まったからといって一気に止めることは出来ません
徐々に減量していかないと、ショック状態になる危険があります
そして、ステロイドを服用すると、血栓が出来やすくなるため
長時間のフライトは許可出来ない
リオには行かせられない。と主治医が言いました

私がどれほど今回のリオ行きが大事か訴えたところで
既に体内には点滴でステロイドが入っています

泣いて暴れて、看護師さんに抑えつけられても、現実は変わりませんでした
潰瘍性大腸炎は突然極端に悪化することがあり
もしフライト中にそうなった時、もしくは、血栓が出来た時
私一人の問題ではなくなること
医師が止めたにも関わらず、飛行機に乗ったとしてそうなった場合
当然保険金がおりることは無く、恐らく何千万単位の補償をしなければならなくなること
それを言われた瞬間、ヒュッと心臓が縮こまる音と、死刑宣告を受けた様に目の前が真っ暗になりました

私がリオに行きたいという気持ちは、皆に迷惑がかかることだと
言われている気がしてならなかったのです

サンバの神様から
「おまえはリオに来る資格は無い」と
拒絶された気持ちになりました

私がリオに行けないこともそうですが
2月の多忙な時期に、リオに行くために、連日深夜まで残業して仕事を頑張ってくれている夫

メストリサラをやっているので、カルナバルはフリーザ席(砂かぶり席)で
メストリの足さばきを見たい!と興奮していた夫に申し訳ない気持ちでいっぱいで
胸が苦しくて、辛くて、消えてなくなってしまいたくなりました

こんなにサンバが大好きで
いつかイラストでリオに行くという長年の夢がやっと叶って
今回Tシャツに描かせて頂いたメストリの絵を、メストリのご家族にプレゼントすること
そして長年お世話になっているましゅうさんにサプライズを仕掛けるべく
デザイナーの武田夏澄さんと作戦を練って、グッズを作成したりして
リオに向かうすべての準備が、愛情いっぱいで幸せで楽しくて
私のサンバとイラストの集大成だと思っていたのに

なぜダメなんだろう。何がいけなかったんだろう
そう考えようとしても辛すぎて、とても受け止められない
これに何の意味があるかとか、そんなことどうでもいい
また今度行けるよ
そんな日なんて来なくていいから
今回行かせてよ!!!
今度行けるなら、何で今じゃいけないの?



根本が能天気で、一昨年入院した時でさえ
「もう二度と再発しない。私に限っては大丈夫」と思っていた私でしたが
今回ばかりはどう頑張っても元気になることが出来ません

そんな中
今回、航空券やホテルの手配で御世話になったウニベルツールの担当Kさんから
キャンセルの手配が完了した事と共に
お見舞いの言葉を頂きました
それは、このブログに関してのご感想でした
読んで、嗚咽が止まらず、泣いて泣いて、しばらく何も出来ませんでした

リオに行けないことで、サンバの神様に拒絶された気持ちでいましたが
「好きでいていいんだよ」と言ってもらえた気がしたからです
中南米専門旅行会社である、ウニベルツールのKさんに言われたからこそ
Kさんの言葉が、リオからの言葉である気がしました

最後に
「お元気になられたら、是非またブログも書いて下さい。」と綴られていて

ちょっと前のブログで
「難病だってリオに行ける!」なんて偉そうに書いてた自分も恥ずかしい
成しえていないのに大口叩いた自分が情けない
もう何もブログに書けないと思っていましたが
私、書いていいんだと初めて思える様になりました

Kさんのお仕事ぶりは素晴らしく
ウニベルさんの利益に関係無いこと(自力で手配することに関しての疑問など)も
親切丁寧迅速にご対応下さって
新米ゆえに、おっかなびっくりのリオの旅でも、安心して行けるのは
Kさんのおかげでしかなくて、いくら感謝してもしたり無いのに
今回キャンセルになってまた多大なご迷惑をおかけするのにも関わらず
ブログの感想まで送って下さって
仕事の姿勢は、その人のお人柄そのものだなと感じました

このブログをアップ出来るのは
Kさんのおかげです

Kさん
ありがとうございました
posted by オリド マキ at 16:21| 2018年リオへの道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする